4月6日(月)従来の配達形態とは異なり利用組合員に寄り添う配送システムを、うしくセンターエリア内の取手市(井野団地周辺)にて新たに始めました。
生協の福祉分野の取り組みとして、福祉アクションプラン委員会では各地域における課題解決について検討を重ねてきました。配達手数料優遇制度申請(高齢者および障がい者など)を利用する組合員が多く、近隣での買い物が困難な地域であることから、利用組合員への聞き取り調査をすすめました。今後、高齢化や独居世帯が増えることから、ゆっくり対応してもらえる配送システムを求める声を多くいただきました。
今回スタートする「らくらく便」は、1件あたりの訪問時間は20分程度を想定した、専門の配達担当者がおこなう配送システムです。聞き取りした意見から、高齢者世帯や障がい者の方たちなどの買い物困難者を対象とした新たなサービスを始めました。通信販売などに慣れていない方のために、商品の説明や聞き取りながら注文を受けます。ご要望があれば届ける商品は、大型・重い商品などを部屋まで運んだり、冷蔵庫などに商品を入れる作業までおこないます。また、商品配達のほか話し相手や日常生活における困りごとも出来る範囲で対応していきます。
今後は県内多くのエリアで展開できるようにすすめていきます。