5月24日、イーアスつくば（つくば市研究学園）にて「夏休み向け　子ども支援プロジェクト」実施に向けたキックオフイベントが開催されました。

　「子ども支援プロジェクト」とは、日々の食事を学校給食に頼っている子どもたちに向け、給食がなくなってしまう夏休みに食べ物を届けようというプロジェクトです。長期休暇となる夏休みに食べ物を届けることで子どもたちの成長を応援します。

　キックオフイベントでは、「からっぽの冷蔵庫～子どもの貧困とフードバンク～」をテーマに米山けい子氏（NPO法人フードバンク山梨理事長、全国フードバンク推進協議会代表）による講演がおこなわれました。特に長期休暇となる夏休みや冬休みにおいて、家庭の経済状況や事情により、子どもたちが偏った栄養バランスや食生活、食生活の乱れなどに繋がるケースがあることなどが語られました。

　NPO法人フードバンク茨城からは、同法人の活動内容や取り組み、これまでに寄せられた声などが報告されました。また、一般の方が気軽に食料品を提供できるよう設置された「きずなBOX」についても紹介されました。

　「子ども支援プロジェクト」では今後、フードドライブなどによる食料品の提供、寄せられた食品の仕分け・梱包を経て、子どもたちに食料品が届けられます。