お知らせ

2022年 1月28日 (金)
茨城 栃木

「ゲノム編集学習会」を開催しました

パルシステム茨城 栃木は、1月22日(土)「ゲノム編集学習会」を開催しました。
組合員82名の多くの参加があり、ゲノム編集食品への関心の高さがうかがえました。

講師:食政策センター・ビジョン21代表 安田節子 氏

 2021年10月からゲノム編集食品の販売や流通に関する届け出制度が始まり、ゲノム編集食品が外食産業や店頭に並ぶのも時間の問題となってきました。また、医療の現場でも最近話題になってきています。今回は講師の安田節子氏からゲノム編集食品と食べ物の安全について、分かり易くお話していただきました。

 参加者からは事前質問の他、当日はチャットから「ゲノム編集食品開発に携わる企業ですが、大学発のベンチャー企業が多いような印象を受けるのですが、理由があるのでしょうか?」「ゲノム編集をしたものはどの時点で消費者とつながるのでしょうか? 例えば、食肉となる動物の餌となる穀物がゲノム編集されたものであった場合にも、消費者の遺伝子に組み込まれていく可能性があるのでしょうか?」など、多数の質問があり、関心の高さが伺えました。

 

<参加者の感想>
 あまりにも衝撃的でした。自分たちの生活や子どもたち、そして地球環境に及ぼす大変な事態を見逃す訳にはいきません。今後も勉強していきたいと思います。先生わかりやすい説明ありがとうございました。
<まとめ>
 政府としてはゲノム編集食品の検出が困難だから表示は不要との考え。十分な安全性の検証をおこなわずゲノム編集食品を流通させ、問題が発生してもゲノム編集食品が原因か確かめられないので責任を負わない。不安があっても表示されなければ選択できません。今回の学習会で現在の対応の甘さがよくわかり、消費者が更に声をあげないといけないという危機感が強くなりました。今後も学習会などを通じて、ゲノム編集食品について一人でも多くの組合員に知ってもらうよう、はたらきかけを行っていきます。

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