お知らせ

2022年 4月5日 (火)
茨城 栃木

「ホムトンバナナで交流会」を開催しました

~タイのバナナ生産者とオンライン交流会~

4月2日(土)、オンラインによる初めての国際産直交流として、タイの『ホムトンバナナ』の生産者と組合員の交流をおこないました。
「パルシステムのバナナの国際産直とそのこだわり、現在のバナナの状況」を多くの組合員のみなさんに知っていただけるように、土曜日開催とし43名の組合員が参加しました。そのうち7名がオンラインイベント初参加とのことで、参加の裾野を広げることもできました。また、海外の生産者とZOOMにより直接会話ができる初の試みでした。

 タイ語で「黄金の香り」という意味のホムトンバナナ。パシフィック・トレード・ジャパン(※)から、バナナのクイズを出題していただき、『ホムトンバナナ』の始まり、栽培方法や収穫から出荷までの流れについて説明がありました。その他、ホームページ上での生産者情報、収穫・出入港日等の情報の開示(バナナに添付されているシール番号を入力し検索)や、2016年に導入した栽培管理アプリでの栽培履歴の記録・確認システムについても説明がありました。この機能では、生産者および管理者が相互に栽培履歴を確認することができ、より安全・安心なバナナの供給につながっています。

 産地中継では、圃場から3名の生産者がバナナの栽培方法やバナナの育ち方を丁寧に教えてくださり、同時に組合員からの質問にもわかりやすく返答いただきました。現地では栽培管理のデジタル化が進むなど、より安心して食べることができるバナナだということがわかりました。その他、Googleストリートビューを用いて圃場近辺の様子も見せていただきました。

 パルシステム連合会からは、バナナが日本に到着してからの検査や追熟加工、選別・計量作業等、組合員の元に届くまでのお話がありました。
パシフィック・トレード・ジャパン ペイソー社長(左)と水田氏(右)
バナナケーキのレシピ紹介
生産者ノーイ氏とスタッフのオン氏

 途中、炊飯器でできる簡単なバナナケーキの紹介を、みとセンター組合員活動室より伝えました。こんせんくんが登場し、子どもたち含め多くの方に注目していただくことができました。

 最後には現地生産者が抽選くじを引いて、タイのお土産品セットをプレゼントに抽選会を実施しました。閉会では、参加組合員からお礼をタイ語で「コップンカー」「コップンクラップ」と伝え、タイの生産者から日本語で「ありがとう」と返され終了しました。

 オンラインだからこそ現地の生産者の方との交流もでき、大変有意義な交流となりました。 

 

花がバナナになります。無臭です。
抽選会では生産者が番号を引きました。
生産者から日本語で「ありがとう!」

<参加者の感想(一部抜粋)>

・生配信素晴らしいです。離れていても交流できて生産者と消費者が身近に感じ、つながっているのだと感じました。

・Googleストリートビューで圃場までの様子を案内してくださり、質問を随時受けての中継はわかりやすく、交流した感じが増しました。

(※)パシフィック・トレード・ジャパン ホームページ

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