<種子法学習会>
種子法廃止による食と農の危機
~それに地域で立ち向かう協同組合の発展方向について~
山本伸司氏講演会&ドキュメンタリー映画上映
2018年4月の「主要農産物種子法」廃止を受け、種子法に関する学習会を水戸農業協同組合本店会議室(水戸市赤塚)にて開催し66名が参加しました。
冒頭、茨城県JA水戸 組合長 八木岡努氏よりご挨拶をいただきました。
ドキュメンタリー映画「種子-みんなのもの?それとも企業の所有物」上映の後、山本伸司氏より「種子法による食と農の危機~それに地域で立ち向かう協同組合の発展方向について~」をテーマにご講演いただきました。山本氏からは、種子法廃止にともない想定される社会変化や影響、また、「主要農産物種子法」の廃止後に主要農作物種子条例が制定された県などの事例について触れられました。
参加者からは、「お話を聞いて野菜を育てていた母が種にするものと食べるものを分けていたことを思い出した」、「身近にできることなど、私にできることを考えたい」といった声が寄せられました。
私たちのくらしに欠かせない農業について改めて実感するとともに、地域で古くから培われてきた品種や技術をいかに次世代に伝えていくのか、考えさせられる内容でした。
■関連リンク
日本の種子(たね)を守る会HP
https://www.taneomamorukai.com/