災害復興支援の取り組み

2019年 10月29日 (火)
茨城 栃木

台風15号に伴う被災地支援活動/訪問活動を実施(かしまセンターエリアにて)

 9月9日、千葉市などで観測史上最大の風速を記録した台風15号は、千葉県を中心に茨城県内でも鹿行地域など広いエリアで多くの被害が発生しました。その後も被災したエリアでは、停電や断水が続くなど多くの被害が発生し、広い地域で日常生活が困難な状況が続いています。こうした状況をふまえ、パルシステム茨城 栃木では対象地域でCO・OP共済《たすけあい》※に加入する組合員のみなさんのお宅を一軒一軒お伺いする訪問活動を10月4日(金)実施しました。

 訪問活動では、組合員やその家族の安否を確認するとともに、CO・OP共済《たすけあい》に加入している組合員の皆さんに、契約している共済の保障内容を説明するとともに、ケガや住宅損傷の有無についてお伺いし、保障の対象となる場合には請求についてご案内をしました。また、台風被害をはじめとした住宅災害に対する住宅災害共済金についてもご案内をしました。

 組合員のみなさんからは「わざわざ来てくれるとは思いませんでした」、「家屋修理の見積もりを取ったら予想以上に修繕費がかかることが分かったところでした。助かります」、「CO・OP共済《たすけあい》に住宅災害共済金がついていたのは知りませんでした」、「思いがけない共済金で嬉しいです。浸水によって流れ込んだ泥出しなどこの間本当に大変でした。いただいた共済金で家族が落ち着いてゆっくりと過ごす時間をつくります」といった声が寄せられました。

 当生協では、2011年3月の東日本大震災や2012年5月のつくば市北条地区を中心とした竜巻被害、2015年9月の関東・東北豪雨による水害被害などでも訪問活動をおこなっています。CO・OP共済《たすけあい》に加入されている組合員のみなさんお一人お一人を訪ね、被害状況についてお伺いする活動は、生協の共済が大切にしている取り組みのひとつです。


※CO・OP共済《たすけあい》住宅災害共済金とは
住宅災害共済金は、火災や風水害その他自然災害(台風、降雪等)で、加入者(被共済者)の居住する日常生活を営むための住宅とその住宅に収容される家財が20万円以上の損害をうけた場合、または加入者(被共済者)の居住する住宅が床上浸水した場合に支払対象となります。
・地震・津波・噴火による被害は住宅災害共済金の支払対象外です。ただし、異常災害見舞金の支払対象となる場合があります。
・ジュニア20コースには住宅災害保障はありません。


被害の大きかったかしまセンターエリアにて
スムーズに申請できるようご案内しました
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