災害復興支援の取り組み

2015年 9月24日 (木)

台風18号に伴う大雨被害への緊急支援活動(9/17)

 片付け作業や復旧作業が進む現地では、19日から始まる大型連休に増えると思われる各地からのボランティアの受け入れ準備をすすめていました。9/13に立ち上がった常総市ボランティアセンターでは、事務局として運営を担える人材が不足しており、その要請に応え、パルシステム茨城からも職員が約2週間の予定で現地ボランティアセンターのスタッフとして派遣されました。
 被災地で十分な環境ではない中で、各地からの問い合わせや作業内容の確認、順番付け、人員の配置など休むことなく対応に追われています。
 派遣された職員は「被災された方は大変な状況に置かれている。少しでもお役に立てるようがんばりたい」と疲れた様子を隠しながら一日中奮闘していました。

 茨城県生協連の呼びかけで被害の大きかった常総市のボランティア活動にも取り組んでいます。当日はパルシステム東京から4名、パルシステム千葉から2名、パルシステム連合会から1名、(株)未来から2名とパルシステム茨城から6名、計15名で常総市に向かいました。
 この日は朝から強い雨が続き、市としてのボランティア活動は見合わせることが早々に決定しましたが、日ごろから関係の深い「認定NPO法人 茨城NPOセンターコモンズ」の水海道事務所を訪れ、浸水した事務所の片付け作業とコモンズが運営する復興支援活動の拠点となる「たすけあいセンター『JUNTOS』」の立ち上げ準備を手伝いました。また、手分けして事務所近くの民家に片付けの手伝いにも入りました。
毎日関係先との調整と連絡に追われています
搬出された処分する家財
パルシステム会員生協からのボランティア
 比較的早く川水が引けた旧石下町地区に、COOP共済契約組合員宅への訪問活動をおこないました。パルシステム共済連から4名、パルシステム茨城から5名、計9名で一軒一軒訪ね歩きました。家屋の被災状況を確認しながら当時の様子をお聞きし、「決壊したらあっという間。早めに避難したが、怖かった」「一瞬にして建物も家財も消えて無くなった」と、すさまじい状況を話してくださいました。お見舞いを兼ねて折鶴とともにお渡ししたタオルは大いに喜ばれ、「女性コースに加入していますが、まさか住宅災害がでるとは思いませんでした」「名前のとおり助け合いですね。初めて気づきました」との感謝のお言葉をいただきました。
訪問活動の現場の様子
組合員からお話しをお聞きしました
今後も支援物資の提供およびボランティア活動に取り組み、1日でも早く復興できるようにすすめていきます。
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