災害復興支援の取り組み

2015年 9月24日 (木)

台風18号に伴う大雨被害への緊急支援活動(9/18)

 現地ボランティア活動の二日目は、パルシステム神奈川ゆめコープから4名、パルシステム埼玉から2名、パルシステム連合会1名、(株)未来から2名とパルシステム茨城6名で活動しました。
この日は一人暮らしで大きく農業を営む方のお家の片づけを手伝いました。川水が流入した家の中からすべての家財を持ち出すことは大変な作業で、水を含んだ畳や布団はとても重く、大人の男性でも5~6人でやっと持ち出せる大仕事でした。
 また、倉庫内に保管してあった大量のお米(150俵)もすべて水をかぶり破袋しており、すでに臭いを発生する状態になっていました。そのお米の廃棄処理と庭先に流出した農機具等の片付けもおこないました。家主からは「一人ではどうにもなりませんでした。大変たすかりました。」と感謝のお言葉をいただきました。
畳の持ち出し作業
家の中に流入した泥の排出作業
米倉庫も大きな被害を受けました


 災害発生から一週間が過ぎると緊急支援物資も多く届くようになってきましたが、現地では一部不足する物資も発生していました。その一つ、清掃用品の物資提供の要請が常総市から連絡がありました。この要請を受け連合会に協力の呼びかけ、石けんやタオルを用意し、水海道市総合体育館の災害緊急支援センターへ届けました。現地ボランティアの協力を得て生協トラック一台分の物資を搬入しました。これらの物資は浸水した家屋や家財の片付けに提供され、大いに役立ちました。

 ・石けん 約750個、ゴミ袋 約2,000枚、タオル 約600枚
雨の中ご協力をいただきました
搬入される清掃用品
今後も支援物資の提供およびボランティア活動に取り組み、1日でも早く復興できるようにすすめていきます。
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