災害復興支援の取り組み

2023年 4月12日 (水)
茨城 栃木

東日本大震災から12年 SC南三陸現地視察企画を開催しました

2023年3月18日(土)~3月19日(日)の1泊2日で、SC南三陸サポーター家族13組28名が南三陸町へ出向き、プレーヤー4名と交流しました。
2023年3月、東日本大震災から12年の月日が経過し、南三陸町の復興支援として発足した「南三陸サポーターズ倶楽部(SC南三陸)」のメンバーで、現地の現在を見て感じて共有する機会として開催しました。
 (漁師:菅原幹生氏・後藤新太郎氏・後藤太一氏/山守り(SC事務局):渡辺啓氏/映画監督:我妻和樹氏)

●我妻和樹氏(映画監督)講演 

「震災を経ても土地に生きる」と題し、監督が製作したドキュメンタリー映画「波伝谷に生きる人々」「願いと揺らぎ」の製作過程で見聞きしてきた波伝谷地区で生きる人々の日常をとおして、震災前後の様子を話していただきました。バス車中で2本の映画を鑑賞したことで、地域のつながりの強さや伝統文化である「お獅子さま」にまつわる出来事をより深く理解することができました。

●プレーヤーによるトーク

「波伝谷の東日本大震災から現在まで」

渡辺啓さん(山守&SC南三陸事務局)、菅原幹生さん、後藤新太郎さん・後藤太一さん(漁師)

・震災直後からの復興の様子を渡辺さんから漁師の3人へのインタビュー形式で、その時その時の町の様子や心境などを話していただきました。津波による甚大な被害を受けてもなお、漁師を続ける想いなどもお聞きすることができました。震災以前は密だった牡蠣の養殖場の間隔を広げることで、十分な栄養を与えることができ、大きな牡蠣を育てることができるようになり、環境にも配慮した漁業をすすめているとのことでした。

①波伝谷漁港から漁船で志津川湾海上視察

●牡蠣とわかめの養殖場を視察

②牡蠣剥き体験・わかめの芯抜き体験

③南三陸町さんさん商店街

●南三陸町復興祈念公園散策等

今回、サポーターが現地へ出向いて南三陸町の復興の様子を直接見て、プレーヤーの皆さんの話しを聞き、その人柄に触れることで、これからも続けて応援していきたいとの声を多く聞くことができました。現在、2023年度のサポーター募集期間中ということもあり、ぜひ2023年度もサポーターに登録し、食べることで、応援していきたいと思ったとの感想もあり、とても有意義な視察企画となりました。

直接顔を合わせて話すこと、食べることで、感じて・伝わることがあると実感した二日間でした。 

パルシステム茨城 栃木は、復興支援活動を継続し、南三陸町における一次産業の現在を広く伝えていきます 
我妻和樹監督の講演
牡蠣の養殖場を船上より視察
牡蠣剥き体験

 

 

 

 

 

 

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