災害復興支援の取り組み

2011年 7月28日 (木)

東日本大震災で被災した茨城県内の産直産地・水産取引先へ見舞金を進呈しました

 2011年7月19日(火)~20日(水)の2日間にわたり、パルシステム茨城とパルシステム連合会の役職員、パルシステム生産者・消費者協議会(※)の香取政典代表幹事が茨城県内の被災した産直産地・水産取引先を訪れ、見舞金を進呈しました。
 パルシステムではパルシステムグループでの組織カンパの中から東日本大震災で被災した産直産地・工場へお見舞金を進呈しております。お見舞金は被害規模やパルシステム連合会への出荷額等に応じ、50万円、30万円、10万円の3段階に分け、総額1,550万円を合計73団体へ進呈します。
 茨城県内の被災した産直産地・工場へは、19日(火)~20日(水)の2日間にわたり、パルシステム茨城の小泉智恵子理事長とパルシステム連合会の山本伸司理事長、松本典丈執行役員、パルシステム生産者・消費者協議会の香取政典代表幹事が分担して9つの団体へ見舞金の目録を手渡しました。
 産地や工場の被害はそれぞれ大小あるものの、各々「復興に向けて懸命に努力している」という報告を受け、パルシステム茨城小泉智恵子理事長は「みなさんと一緒に協力して長期的に支援していきます」と答えました。また、産直産地では、パルシステム連合会山本伸司理事長が「放射能における土壌問題の対応策としてマニュアルを作り、率先して一緒に先行モデルをつくり上げていきましょう」と話しました。


【うまがっぺ牛乳協議会】(左より)茨城県酪農業協同組合連合会大槻代表 理事会長、うまがっぺ牛乳協議会朝倉代表理事 組合長、パルシステム茨城小泉理事長


【茨城産直センター】中央左側が茨城産直センター茨城支部の井川支部長、中央右側がパルシステム連合会山本理事長


【JAやさと・コアフードのしゃも】中央左側がJAやさとの生産者である諏訪鶏園の諏訪さん、中央右側がコアフードのしゃも下河辺さん、右端がJAやさと川井代表理事組合長


【JAつくば市谷田部】中央左側がJAつくば市谷田部横田代表理事組合長、中央右側がパルシステム連合会山本理事長


【川達水産(株)】左よりパルシステム連合会松本執行役員、川達水産長谷川工場長、小泉理事長、パルシステム生産者・消費者協議会の香取政典代表幹事


【(株)谷藤(タニトウ)水産】左から2人目が谷藤水産田山代表取締役、右から2人目が谷藤水産苅谷営業所長


【(株)浜勘】左端が浜勘岩間工場長、左から2人目が浜勘海野代表取締役


【(株)ぎょれん鹿島食品センター】中央右側がぎょれん鹿島食品センターの浄土代表取締役社長、中央左側が小泉理事長

 

 

■見舞金を進呈した茨城県内の産直産地・メーカー

訪問日産地・
メーカー(工場)
所在地部門主な取扱品見舞金
7月19日(火)うまがっぺ牛乳協議会県央地区産直酪農家の牛乳10万円
7月20日(水)JAつくば市谷田部つくば市産直野菜全般、米10万円
JAやさと諏訪鶏園石岡市産直豆類、ごぼう、たまご10万円
コアフードのしゃも石岡市/行方市産直コアフード地鶏しゃも10万円
茨城産直センター茨城町/八千代町産直野菜全般、すいか、メロン10万円
川達水産株式会社ひたちなか市水産たこ10万円
株式会社谷藤(タニトウ)水産大洗町水産しまほっけ30万円
株式会社浜勘大洗町水産ボイルタラバガニ10万円
株式会社ぎょれん鹿島食品センター神栖町水産帆立、いくら、秋鮭50万円

 

パルシステムグループでは産直産地・水産取引先への見舞金のほか、被災地への炊き出しや給食、物資の提供などをおこなっています。復興、再生は長期化が予測されますので、今後とも息の長い支援をよろしくお願いします。

 

パルシステム生産者・消費者協議会(通称;生消協)

生産者と消費者が対等な立場で産直の課題に向き合う組織で、技術や品質向上に向けて、米、野菜、果樹、畜産、鶏卵などの専門部会を持ち、生産(飼育)自主基準と優先排除農薬を設定し、農法研究、実験栽培、先進産地の見学、学習会等をおこなっています。また、産地の柱である、食べる人と作る人の相互関係や交流の場づくりとして、農業体験交流や産直講座、青年農業者・女性生産者との交流などを企画して多様な場を提供しています。

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