■生活協同組合パルシステム茨城 栃木　第２３回通常総代会
1. 議案審議・採決の結果

2. 2020年度決算報告

（単位：人・千円）

　2020年度は、新型コロナウイルス感染症拡大により、社会・経済・暮らしが混乱し、生協の事業活動でも生活物流や組合員の地域活動、機関会議の運営などに大きな影響を受け、様々な場面で臨機応変な経営判断を迫られました。

　事業面では、外出自粛を受けて宅配事業が特に大きく伸長し、総供給高は17,402,824千円、前年比114,0％の到達となりました。また、パルシステム栃木センターにおいては、税引前剰余74,679千円と開設２年目の速さで損益構造が黒字になるなど、事業的には成長基調で安定した状況でした。その結果、最終的な経常剰余は811,284千円、当期剰余655,709千円の実績となりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による供給高の押し上げがあったためであり、安定的・長期的な状況とは言えず、堅実な経営が賢明と判断しています。一方、店舗事業は商圏エリアの高齢化に加え、外出を控える傾向からさらに客数が減少し、供給高は前年を割り苦戦を強いられる結果となりました。

各事業の供給高は次のとおりです。
　①パルシステム事業(無店舗)・・・・・17,286,969千円
　②店舗事業　　・・・・・・・・・・・・115,855千円　　※食と農のギャラリー葵含む