災害復興支援の取り組み

2023年 11月22日 (水)
茨城 栃木

2023年度SC南三陸「えびす祭」が開催されました

南三陸町の海の幸を食べて復興応援!

10月28日(土)パルシステム茨城 栃木なかセンターにおいて、SC南三陸「えびす祭」が開催され、プレーヤー4名とサポーター家族19組39名が参加しました。

 4年ぶりにSC南三陸(南三陸サポーターズ倶楽部)「えびす祭」を開催しました。

 東日本大震災復興支援活動の取り組みの1つとして、パルシステム茨城 栃木が2016年度からスタートさせたSC南三陸は今年で8年目となります。2021年度・2022年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により「えびす祭」の開催は見合わせており、宮城県南三陸町からオンラインで牡蠣の養殖場の様子などを中継しながら交流をおこなっていました。今年度はプレーヤーの皆さんに茨城までお越しいただき、直接顔を合わせて交流することができ、交流企画としては過去最多の参加人数となりました。

 「えびす祭」とは

 えびす様は海の向こうから渡来漂着する福の神と言われ、古くから漁業の神様でした。南三陸では、事代主として秋祭りで飾られています。海の幸に感謝し、生産者と共に収穫を祝う「えびす祭」。そこで出されたものは残さず食べましょう。というものです。

 3月に開催した「南三陸町視察バスツアー」の参加者やご家族で南三陸町を訪れたサポーターの参加もあり、プレーヤーとの再会を喜ばれている様子も見られました。

 今年は過去にない猛暑により海水温が30度を超える日が長く続き、その影響で牡蠣の生育が遅れ、通常時よりも約1ヵ月程度収穫時期が遅くなったとの現状報告がありました。また、サポーター会員体験宿泊特典の内容についても説明し、予約方法など詳細な質問が多く寄せられ、プレーヤーからは「ぜひ、南三陸町に遊びに来てください。」との声掛けがありました。

 牡蠣剥き体験では、専用のナイフで貝柱を外すように切ると、比較的簡単に殻が開くなどのコツをていねいに教えていただき楽しく盛り上がりながらの体験になりました。最後にプレーヤー手作りの海の幸をおいしくいただきました。やはり、直接顔を合わせて話すこと、食べることで、感じて・伝わることがあると実感しました。 

 パルシステム茨城 栃木は、復興支援活動を継続し、南三陸町における一次産業の現在を広く伝えていきます。

<南三陸町の海の幸を味わうメニュー> 

蒸し牡蠣(殻付き)・牡蠣佃煮・牡蠣フライ・牡蠣の米油漬け・たこ刺し身・たこ唐揚げ・しゅりこ汁

SC南三陸プレーヤーの皆さん 左から 管原幹生さん、後藤新太郎さん、渡辺啓さん、後藤太一さん
牡蠣剥き講習
南三陸町の海の幸をみんなで美味しくいただきました
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