東日本大震災復興支援活動の取り組みの1つとして、パルシステム茨城 栃木が2016年度からスタートさせたSC南三陸は今年で9年目となります。プレーヤーの皆さんに宮城県南三陸町から茨城までお越しいただき、サポーターと直接顔を合わせて交流しました。
「えびす祭」とは
えびす様は海の向こうから渡来漂着する福の神と言われ、古くから漁業の神様でした。南三陸では、事代主として秋祭りで飾られています。海の幸に感謝し、生産者と共に収穫を祝う「えびす祭」。そこで出されたものは残さず食べましょう。というものです。
サポーター会員特典として、ご家族で南三陸町を訪れた方の参加もあり、プレーヤーとの再会を喜ばれている様子も見られました。
昨年からの過去にない猛暑により海水温の上昇が続き、その影響で牡蠣の生育も遅くなっていることや「夏の海の幸コース」でお届けしているホヤが死滅してしまうなどの厳しい現状報告がありました。また、サポーター会員体験宿泊特典の内容についても説明し、プレーヤーからは「ぜひ、南三陸町に遊びに来てください。」との声掛けがありました。
牡蠣剥き体験では、専用のナイフで貝柱を外すように切ると、比較的簡単に殻が開くなどのコツをていねいに教えていただき楽しく盛り上がりながらの体験になりました。最後にプレーヤー手作りの海の幸をおいしくいただきました。やはり、直接顔を合わせて話すこと、食べることで、感じて・伝わることがあると実感しました。
東日本大震災の復興支援活動として発足したSC南三陸ですが、やはり直接顔を合わせて話すこと、食べることで、お互いに感じて・伝わることがあると実感しました。これからも第一次産業の現状を学ぶ場としても継続していきます。
<南三陸町の海の幸を味わうメニュー>
蒸し牡蠣(殻付き)・海鮮牡蠣鍋・たこ(刺身・唐揚げ・串煮・キムチきゅうり)
つぶ貝(刺身・串煮)・蒸し赤皿貝 等