災害復興支援の取り組み

2025年 12月8日 (月)
茨城 栃木

2025年度SC南三陸「えびす祭」が開催されました

南三陸町の海の幸への感謝祭!

 11月30日(日)パルシステム茨城 栃木 みとセンターにおいて、SC南三陸「えびす祭」が開催され、プレーヤー3名とサポーター家族15組36名が参加しました。
プレーヤーのみなさんから海の現状や牡蠣養殖の説明
南三陸の海の幸を堪能しました
プレーヤーとサポーターの交流

 東日本大震災復興支援活動の取り組みの1つとして、パルシステム茨城 栃木が2016年度からスタートさせたSC南三陸は今年で10年目となります。プレーヤーの皆さんに宮城県南三陸町から茨城までお越しいただき、サポーターと交流しました。

 「えびす祭」とは

 えびす様は海の向こうから渡来漂着する福の神と言われ、古くから漁業の神様でした。南三陸では、事代主として秋祭りで飾られています。海の幸に感謝し、生産者と共に収穫を祝う「えびす祭」。そこで出されたものは残さず食べましょう。というものです。

 サポーター会員特典として、ご家族で南三陸町を訪れた方の参加もあり、プレーヤーとの再会を喜ばれている様子も見られ、年々交流が深まっています。

 漁師のみなさんからは、近年の過去にない猛暑により海水温の上昇が続き、その影響で牡蠣の生育も遅くなっていることや、死滅してしまうなどの海の厳しい現状報告がありました。牡蠣やまだこやしゅり貝(ムラサキイガイ)の生態の説明には、参加されたお子さんも興味津々でした。サポーター会員体験宿泊特典の内容についても説明し、プレーヤーからは「ぜひ、南三陸町に遊びに来てください。」との声掛けがありました。

 最後にプレーヤー手作りの海の幸をおいしくいただきながら交流しました。 

 東日本大震災の復興支援活動として発足したSC南三陸ですが、やはり直接顔を合わせて話すこと、食べることで、お互いに感じて・伝わることがあると改めて実感することができる機会となりました。

 東日本大震災から15年が経過することから、支援のあり方を関係者とともに考え、これからも活動を継続していきます。

<南三陸町の海の幸を味わうメニュー> 

牡蠣フライ・たこ飯・たこ刺・たこ串煮・つぶ貝串煮・皿貝フライ・蒸し皿貝・わかめとしゅりこ汁・わかめと青菜のおひたし

 

 

漁師手作りの牡蠣フライやたこやわかめ料理など
たこ飯としゅりこ汁
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