お知らせ

2019年 5月20日 (月)
茨城 栃木

NPO法人ひぬま生態系再生プロジェクト 第2回通常総会が開催されました

 5月18日(土)茨城町駒場庁舎にて、NPO法人ひぬま生態系再生プロジェクト 第2回通常総会が開催されました。NPO法人ひぬま生態系再生プロジェクトでは、涸沼湖岸の調査や実験、水質の浄化実験、環境学習や環境活動の支援など幅広く取り組んでいます。冒頭、来賓挨拶として茨城町長小林様よりご挨拶をいただいた後、二件の議案が審議、承認されました。

 総会では、NPO法人ひぬま生態系再生プロジェクトのこれまでの取り組みを振り返り、各種取り組みによる自然環境の変化が報告されました。過去、涸沼では多様な生態系が保たれており、動植物プランクトンの生息により、水質やヘドロなど生き物を育む浄化とともに食物連鎖による循環がありました。そこで、現在の「涸沼」の状況を知るため、桝原川流域にて実施しているホタルの里の生息実験や有用な微生物・日本古来の生き物の減少について状況を把握することで現在の「涸沼」を知り、今後の取り組みに生かしていくことが報告されました。

 全国でも貴重な汽水湖である「涸沼」。豊かな自然環境を次世代へ継承するための取り組みがすすめられています。
総会の様子
茨城町長小林氏来賓挨拶
理事長清水氏より取り組み報告
※NPO法人ひぬま生態系再生プロジェクトは、清水 澄氏を理事長に、茨城町水と自然を守る会、茨城町生活経済部みどり環境課、茨城町自然観察クラブ、茨城BM自然塾、当生協の5団体から構成されています。
※「涸沼」は平成27年5月にラムサール条約湿地として登録されました。「湿地」には水生植物や沿岸の樹木、水草、それに魚や昆虫、海を渡って飛んでくる水鳥など、たくさんの動植物が生息しています。
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