災害復興支援の取り組み

2017年 11月20日 (月)

お知らせ/南三陸サポーターズ倶楽部による感謝祭がおこなわれました

 今回、南三陸サポーターズ倶楽部は、漁師とSC南三陸サポーターが共に海の幸に感謝する祭典として、「恵比寿祭 in 茨城2017」を11月18日(土)みとセンターにて、19日(日)エンジョイパル日立館にて開催しました。七福神の恵比寿様は、釣りあげた鯛を抱えた来方神ですが、国譲り神話の事代主と同一視され、現在も南三陸の漁師の家では神棚に祀られており、毎年秋には、豊穣豊漁商売繁盛を願って、えびす講を行い、海の幸の感謝を捧げています。これにならい、SC南三陸として、南三陸で一次産業に取り組む方々とSC南三陸サポーターがともに海の幸に感謝する祭典として開催しました。

 当日は、南三陸で活躍する、漁師の菅原幹生氏と海産物の加工販売をおこなう阿部民子氏からお話をいただきました。震災以降の取り組みや今年の様子についてお話を伺いました。

 その後、大きな二つの台風被害から難を逃れた、幸運な戸倉っこ牡蠣と南三陸の名産でもある真ダコ、七福神になぞらえた七種の海藻のおにぎり、お味噌汁をいただきました。参加した家族からは、「皆さんの活躍の様子がよく分かりました」、「南三陸に行ったときのことを思い出します」といった声が寄せられました。
宮城県南三陸町の木材を使用したエンジョイパル日立館
波伝の森山学校の渡辺氏よりご挨拶をいただきました
左から漁師の菅原氏、海産物の加工販売をおこなう阿部氏
牡蠣は蒸し牡蠣にしました
南三陸の海藻類を各自の好みで調合してお味噌汁とおにぎりを作りました
南三陸の海産物を味わいました

経過

 パルシステム茨城では、東日本大震災以降、関係団体と連携し、茨城県内や福島県、宮城県へ緊急物資の搬送や炊き出し支援、ボランティア活動などさまざまな復興支援に取り組んでいます。
 復興支援の取り組みの一つである南三陸サポーターズ倶楽部(以下、SC南三陸)は、被災地である南三陸と連携し、グリーンツーリズムやブルーツーリズムなどの体験をとおして南三陸というフィールドの豊かさを楽しみながら農業、漁業、林業などの一次産業従事者と組合員が交流するとともに、末永く応援できる復興支援企画「南三陸サポーターズ倶楽部」です。本取り組みは、波伝の森山学校合同会社へ業務委託し、実施しています。
 今年度は、75名の組合員の皆さんからSC南三陸のサポーターとしてご登録をいただきました。ご登録いただいた方の中には、「南三陸の今を知りたい、ぜひ家族で行ってみたい」と実際に現地を訪れた方もいます。南三陸から届く会報では、震災復興からの現状や今の南三陸について発信されています。南三陸の海や山、自然とともに南三陸の一次産業に取り組む方々や現地の復興状況を身近に感じることで、「南三陸の自然環境とともに南三陸の魅力を発信し続ける皆さんの姿をこれからも応援し続けます」といった声が寄せられています。



■災害復興支援
 災害復興支援の取り組み

■リンク
 2019年 4月15日 SC南三陸「料理教室」を開催
 2018年11月26日 SC南三陸「えびす祭」を開催
 2018年 5月21日 SC南三陸「牡蠣と放牧豚の料理教室」を開催
 2017年 8月29日 SC南三陸「会員登録セットスタディバスツアー」を開催
 2017年 5月30日 SC南三陸「牡蠣料理教室」を開催
 2017年 2月 1日 宮城県南三陸町スタディバスツアーを開催
 2014年10月14日 宮城県南三陸町1泊2日被災地バス視察を開催
 2013年10月 1日 宮城県南三陸町1泊2日被災地バス視察を開催
 2014年11月11日 組合員施設に南三陸杉を使用。地元木材活用での復興支援が始まる
 2014年 6月28日 宮城県南三陸町役場で日立館建設資材出発式
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